今や、共働きの家庭が当たり前の令和時代になっています。
しかし、家事分担については昭和のまま時が止まっているかの様だと思いませんか?
「お互い働いているのに家事負担は妻の方が多い。」
「夫に家事を頼んでも家事をしてくれない。」
そんな不満を抱えてる人が多いのではないでしょうか。
そんなときどうすればよいのか。家事をしない夫の心理はどうなっているのか。一緒に考えてみましょう。
目次
どういうつもりなの!?家事をしない夫の心理
まずは、家事をしない夫の心理について考えてみましょう。
様々な物が考えられますが、大きく分けると以下の4つに分けられます。
そもそも何も思っていない!
どういう事かと言うと、両親を見てそのようにしているパターン。
父親が、昭和の典型的な父親で縦のものを横にさえしない。文句も言わず、炊事、家事全てを一人でこなしている専業主婦の母親。
このような家庭で育った男の方は、男たるもの何もしないのが当たり前の環境で育ったので、専業主婦の母親と同じ様に共働きの奥さんが何でもするのが、当たり前!
ひとかけらの疑問も持っていません。
やるのが当たり前!
亭主関白系といいますか、収入が少ない方が家事をやるべきと思っているパターン。
俺の方が収入が多いのだから、家事は奥さんがやればいいと思っている。極端な見方をすると稼いでいる方が偉いと思っている。
若しくは、家事は女がやるべきと思っているパターン。
そもそも台所に男が立つなんてもっての外と思っている、つまりは男が偉いと思っている。
簡単だと思っている!
家事は仕事だと思っていないパターン。
意図も簡単に出来るもの、仕事のうちに入らないから、手伝う必要性を感じていないのです。
一人で簡単に出来るものと思っています。
出来ない、やった事がない!
家事のやり方がわからないパターン。
結婚するまで実家にいて、母親がすべてをやってくれていた。
若しくは一人暮らしをしていたが外食などで家事はした事がないという人です。
つまり、やろうと思ってもどうしていいのか、方法がわからないといった感じです。
家事をしない夫への正しい対処法を知ろう!
では、家事をしない夫が家事をするようになるにはどうしたら良いのでしょうか。
家事をしない夫の心理から考えてみましょう。
個人と個人である事を認識する
お互いが他人であり、育ってきた環境も違う、考え方も当然違うことを再認識しましょう。
例え、奥さんであるあなたが正しいことを言ったとしても、相手は相手の考え方が正しいと思っているのです。
意見と意見をぶつけ合っても対立するばかりです。お互いにただ言いたい事を言うのでは、夫婦仲が険悪になるだけで解決はしません。
原因側に立ってみる
旦那さんの家事に対する考え方は、結婚する前のものです。
では、結婚する際に、変えられなかったのでしょうか?話し合った事がなかったのではないでしょうか?
お互いが互いの環境で当たり前だと思っていたからこそですね。
旦那さんが家事を手伝ってくれない理由を知っていましたか?
ただ「手伝って」と言って、やってくれない旦那さんに苛立ちながらも気付けば奥さんが負担し続けてしまっているのではないでしょうか。
あなた自身の行動も今の結果に繋がっているのです。
ここに気づくと、今までの行動で何が足りなかったかも判ってきます。原因側から、物事を見るだけで、冷静に状況も見えてきます。
家事を分担する目的を考える
お二人が共通で認識する家事を分担するメリットを考えましょう。
それが納得出来るものであるかが、行動に繋がります。
行動の糧となる大切なものです。なぜ、家事を分担する必要性があるのかです。
例えば、「二人で一緒にいる時間を長く持ちたい。」と考えたとき、奥さん一人で家事を行っていたのでは、時間がかかります。
それを二人で分担すれば半分で終わります。
じゃあ、どう家事分担をすればいいのか?やれるのは何か?と考えていくようになります。お二人の家事分担する目的を考えてみましょう。
そうすれば、今もし分担しているのであればその分担が適しているかも、お二人の一致した意見で判断が出来ることでしょう。
家事の洗い出しをする
目的までたどり着いたら、奥さんだけがやっているのであれば奥さんの家事の洗い出しをします。
分担しているものがあるのであれば、夫婦でそれぞれの家事の洗い出しをします。
その際に、お互いの仕事の一週間、一カ月、一年などで仕事の負担、忙しさ等も把握しておくと分担の割合も掴みやすくなります。
お互いが納得できるように二人で決めていくことが大切です。
分担の仕方を工夫する
今まで家事をやってくれない旦那さんだったのです。いきなり、きっちり家事分担することなど無理な話なのです。
焦らず、ゆっくりと時間をかけて進めていく必要があります。
洗い出しをした中から、旦那さんが出来るもの、やれると思うもの、楽しそうだと思えるものから、やってもらいます。
今より1つやってもらう、出来るようになったら2つやってもらう、3つやってもらうというように時間をかけて、家事を分担していきます。
また、分担したからと言って、急な用事で出来ない事もあります。そこは、助け合いましょう。
もちろん、会話をしながらです。「ごめん」「ありがとう」があるだけで、負担側の気持ちも変わりますよね。
夫婦での会話を大切にする
お二人の意思疎通を図る事。何を考えているのかは、こちら側が思っているだけでは相手には伝わりません。会話を大切にしてくださいね。
言葉にした時の声のトーン、顔の表情なども心を表しています。LINEではわからないですよ。
そして、今までの考えを変え手伝ってくれるようになっている旦那さんに感謝し、実際に言葉で「ありがとう」「上手ね」と伝えましょう。
家事を楽しまないと続きません。二人で料理をつくるなど、お二人で楽しく家事を続けられる工夫を考えましょう。
お互いを尊重しコミュニケーションを大切に
- 家事を手伝わない旦那さんには理由がある
- 焦らず、時間をかけて、ゆっくりと
- 家事分担の目的を考え、意識を変える
- 洗い出しをして、見える化
- 感謝し、楽しむ
これからも沢山の考え方の違いを発見することでしょう。
お互いを尊重し、家事分担同様により良い方法を見つけていくことを続けることで、コミュニケーションも取れ、夫婦円満につながります。
これからも素敵な二人の関係を維持して、歳月を共に生きてくださいね。
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