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世界のハロウィン事情。日本と海外では過ごし方がこんなに違う!

投稿日:2019年9月13日 更新日:

あなたは世界のハロウィンはどんな風に過ごしているのかご存じですか?

ハロウィンというと日本で定番となった仮装イベントのイメージが強いと思います。

海外ではハロウィンでどんな風に過ごすのかも気になりますよね。

日本とどんな風に違うのか知っておくとまた別の楽しみ方も見つかるかもしれませんよ。

もしかしたら日本のハロウィンの過ごし方とはまったく違うかも!?

 



ハロウィンの歴史は?

まずはハロウィンの歴史から知ってきましょう。

 

古代ケルト民族の収穫祭

起源になっているのは古代ケルト民族の収穫祭なんです。ケルト民族というのは中央アジアから古代ヨーロッパに渡来した民族のことです。

古代ケルト人は、10月31日が1年の最後の日になっていて死霊が訪問してきたり、作物を荒らしたり子供をさらったりする日なのです。

死霊を祓うのに行われるのが「サウィン」という収穫祭です。かがり日を焚いたり、作物や動物を捧げたりして、人々たちは魔よけの仮面を被ります。

その後にキリスト教が伝来して現在のハロウィンとなりました。そのためハロウィンは10月31日になったというわけなんですね!

悪魔祓いなど宗教的な行事として行っていましたが今は世界中で民間行事として楽しまれているんです。

日本での仮装も年々派手になってきているような気がしますよね!

 

日本のハロウィンの歴史

日本のハロウィンの始まりは1970年代にキディランドから始まっています。ハロウィンに関連した商品を販売していたのです。

1983年にキディランド原宿店が販売促進のパレードを開催したことが先駆けになっています。

そんなに前からあったなんてちょっと驚きですよね。

現在ほどの盛り上がりはなかったものの、ディズニー・ハッピーハロウィーンを開催してからイベントも増えていき、だんだんと盛り上がってきたというわけです。

 

世界のハロウィンの様子をご紹介!

では、世界のハロウィンはいったいどんなことをしているのかを見ていきましょう。

 

【アイルランド】大規模なパレード

ハロウィンの発祥地のアイルランドではハロウィンになると街中が賑やかに。

花火やパレードなどでハロウィンを祝っています。

毎年5万人以上の人達がさまざまな手作りのコスチュームを身にまとい、アイルランドの北部にあるロンドンデリーという小さな町に集まります。

「トリック・オア・トリート!」と子供たちが仮装して家を周りお菓子をもらったりしています。

 

【ルーマニア】ハロウィンパーティーはお城で

ルーマニアは「ドラキュラが生まれた城」というのがあり、ハロウィンになると、世界中からお城に来る人が増えます。

お城の中ではハロウィンパーティーが行われ、パーティーの内容はそれぞれ違うそうなのですがムードを楽しむことができます。

ちょっと怖そうな気もしますが行ってみたくなりますね。

ほかにも街中やスーパーなどにハロウィンの飾りつけをしています。派手なパレードなどはなく地味に楽しんでいる感じです。

 

【メキシコ】ハロウィンは死者の日

メキシコでは死者の日というお祭りになります。亡くなった家族や友達などが戻ってくる日と信じられているんです。

日本でいうお盆と同じで故人の好きな食べものや写真などを飾り迎えます。

戻った死者とハロウィンを盛大に楽しもうというイベントですね。

ハロウィンの10月31日~3日間行われ、この期間は特に街の中ではカラフルなガイコツのグッズが溢れます。

パレードも行われて賑やかなお祭りになります。楽しみながらお盆を迎えるようなスタイルですね。

 

【ドイツ】ハロウィンは祝日

ドイツのハロウィンは一部の州で祝日になっています。宗教改革の日ということです。

ハロウィンの夜には家の中の刃物を隠す風習があり、人間も個人も襲わないようにするためらしいです!

ドイツは本来ハロウィンの祭りはしていませんでしたが、1990年代にアメリカ風にハロウィンを取り入れるようになりました。

現在でもあまり派手な催しはしていないようです。

ドイツのカトリック教やプロテスタント教ではあまりそぐわないものとされているようで、宗教が大きく関係しているということですね。

 

【アメリカ】ハロウィンは本場

アメリカのハロウィンは日本に影響を与えたと言われているんです。大規模なパレードも行われていることも有名ですよね。

特にニューヨークがハロウィンのお祭り色が強く、ミネソタ州の方では1週間ハロウィンを祝います。

別の地域では1か月もハロウィンというところもあります。

ハロウィンの時期にはあちこちのお店にも仮装した人で溢れ、クリスマスを超えてしまうくらいのお祭りモードに入っています!

日本がこの影響を受けているということですね。

 

【イタリア】ハロウィンは日本でいうお盆

イタリアのハロウィンは死者の日とされ、亡くなった人を追憶、魂に祈りをささげるという日で日本のお盆と似ています。

11月1日は祝日となっていてハロウィンの日は前夜祭とされていましたがハロウィンを楽しむ人も増えています。

お墓参りに行き、死者のお菓子というものを食べます。そのお菓子というのはフルッタ・マトラーナなど場所により違うようです。

近年ではアメリカ式のハロウィンスタイルで楽しんでいる家庭もあるようです。

 

【フィリピン】ハロウィンは仮装なし

フィリピンのハロウィンはアメリカや日本とは違います。地味な感じに思えますが仮装も装飾もしないんです。

個人的にパーティーをするようなことはあるようですが…。

亡くなった人に花やキャンドルで祈りを捧げ、10月31日はハロウィンで11月1日は親戚や家族のお墓で過ごしたりします。

お墓ではアルコールが禁止でお料理を食べるようですね。

さすがに日本ではお墓では過ごしませんがフィリピンでもお盆に似たような行事になっています。

 

【ボストン】ハロウィンは魔女狩り

ボストンのセイラムという町では魔女の町として有名なんです。

17世紀に実際に魔女狩りが行われたということから10月は世界中から魔女の格好をした人たちが集まり、街を歩いてハロウィンを満喫しているんです。

こちらもまた独特の楽しみ方ですね。

それぞれの家庭では家をデコレーションしたり、お菓子を持って家の前に立っていたりしてハロウィンを楽しみます。

子供たちにとってもお菓子もあるし楽しい時間が過ごせるようですね。

 

今年は海外テイストを加えてハロウィンを楽しんでみよう♡

世界のハロウィンをご紹介してきましたがそれぞれの楽しみ方があることがわかりました。日本のお盆と似たような感じが多かったですね。

特にルーマニアのお城のパーティーが気になりました。ドラキュラの城というのがまたドキドキです。魔女のスタイルも可愛いなと感じました。

ハロウィンの時期に旅行にいったら参加してみてもいいですね。今年は海外テイストを加えてハロウィンを楽しんでみては!?

 

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