主婦が毎日することと言えば、掃除・洗濯・買い物・料理…たくさんありますよね。これって言わば主婦をしている以上終わりなきルーティーン。
特に料理なんかは、作り手によってセンスの差がはっきりと出てくる家事の一つ。
料理好きな人はアレンジしながら、美味しい料理がササっと作れちゃうけど、そうでない人とっては案外苦痛なものですよね。私も例外なくその一人でした……。
そこで今回は、人間には得手不得手があることをハッキリと自覚した私が、30年間の主婦生活の中で編み出した、料理を苦痛にしないコツをお伝えします!
料理が苦痛になるのはなぜ?
生まれつき料理作るのが好きな人っていると思うんです。
同じ姉妹に生まれても、私の妹なんかは料理することが大好き女子で、私はひたすら食べる役でした(笑)
結婚しても毎日の献立を考えるのが苦痛で……同じ親から生まれて、どうしてこうも性格が違うのか?と悩みました。
特に子供が生まれてからは毎日が戦争のように過ぎていき、ますます料理をするのが苦痛に!
レシピ本を読んでみるものの、必要な食材なアイテムの準備にやたら時間がかかってしまい、どんどん苦痛になってしまいました…!
今思えば、ちゃんとしなくちゃという思いが自分で自分を追い込んでいたんだろうと思います。
よく考えてみれば、結婚していきなり完璧な料理なんて、そりゃあ、できるわけがないです(笑)
いくら料理が苦手でも、絵を描く才能があったり、掃除が不得意であっても、仕事がバリバリにできる人だって世の中にはたくさんいます!
まずは自分が自分自身に貼ってしまってる「料理が苦痛な私はダメ」というレッテルはがしから、してみましょう。
料理が苦痛で何が悪い……!(笑) というスタンスで、いきましょう。
日々の料理を苦痛にしない工夫6選
本屋に行くとよくある「ずぼら」「時短」「手抜き」な簡単お手軽料理レシピ本。
楽な料理を作れば苦痛は解消する?
いいえ、そうではありません。だってそもそもレシピを考えるのも選ぶのも作るのも苦痛なのだから(笑)
楽な料理を探して作る前に自分自身を変えることが大切なのです。
自分を追い込まない
私も結婚当初は、完璧妻・完璧母を目指してました。なので、できない自分はダメだと自分にレッテルを貼ってはため息……。
でもある時、ふと思いました。料理の苦手な自分がこんなに一生懸命、料理してるんだと思ったら「私って健気だなあ」とかわいく思えました。
時には家族にも口に出して、よく言ってました。「お母さん、本当に頑張ってるわー。私って偉いわー。」と(笑)
案外、いい雰囲気が生まれて、張り詰めていた空気感が和み、いっぱいいっぱいだった心が軽くなります。
手抜き料理人を目指す
いかにして手を抜いて楽においしく料理が作れるか、「手抜きの技」をたくさん持っておく。
疲れている時や目いっぱいの時には、この技を発動!私がよく使っていたのは(今でも使っている)
どんぶりの素(卵割って入れるだけ!)
麻婆豆腐の素(豆腐切って入れるだけ!・この麻婆豆腐の素は豆腐以外の料理にもアレンジできるので至極便利。)
焼くだけの餃子
鍋に入れるだけの冷凍うどん
などなど、常備しておいて手抜きレパートリーをいくつか持っておくことです。
発想の転換
料理が苦痛なタイプなら、普段はうまく手抜き料理をしておいて、自分の気持ちに余裕のある時だけ、料理を楽しんでみるという発想の転換もおすすめです。
自分が楽しみながら作る料理は、家族の喜ぶ笑顔を想像しながら作ります。
本当に不思議なもので、そういう時には家族も「これ、美味しい!」と喜んでくれるもの。
毎日料理を作っても感謝されないという方も、あえて、たまに手の込んだ料理を出してみるようにするのもいいですよ!
自分の時間を必ず作る
一生懸命に頑張るのお母さんもいいけど、家族にとって一番いいのはお母さんの笑顔!少々手抜き料理でも、お母さんがいつも笑ってると、なぜか許してもらえます。(笑)
なにがなんでも自分だけの時間をつくってしまえ!(笑)と、一人になれる時は昼寝をたっぷりしたり、好きな本を読んだり、音楽を楽しんだり…しています。
自分で自分をリセットする時間を作って、いっぱいいっぱいの縛りから自分を解き放ちましょう。
宅配や買い物サービスをうまく利用する
とにかく料理にかける時間を惜しんでいる私は、買い物は全て宅配サービスを使い、目で確かめて買うものだけスーパーに行きます。
新婚や子供が小さい頃は、安売りチラシを手に、スーパーのはしごをしました。
しかしよく考えたら労力使って、時間使って、ガソリン代使ってたら、差し引きしてあまりお得ではないことを発見!(笑)
だったらいつも使う食材を、決まった値段でしかも、階段のないマンションの3階までスーパーの人にタダで持ってきてもらった方が断然お得!気持ちに余裕が生まれます。
自分のクセを知ること
人と同じように、同じレシピで作ろうと思わないことです。人と自分を比べると苦しくなってしまいます。
私も、今までたくさんのレシピ本を見てきましたが、レシピ本と同じようにできたことが一度もありません。
理由はレシピ通りに作るのが、途中で嫌になってしまう厄介な性格だからです。(笑)
なぜかわからないけど、私は人と同じようにするのがとても苦手です。
自分は本当にこういう性格だなあと自覚して、レシピをみて完璧に作ることはやめました。
レシピ本を見ながらも、自分がやりたい思うやり方で、アレンジを楽しむほうがまだ面白いです。
人と同じでなくても全然オッケー!自分の楽だと思えるやり方でいきましょう。
まとめ
野球のバッターでも、打とう打とうとするあまりに、力を入れすぎるとかえって空振…‥しちゃいますね。
料理や家事においても同じです。完璧じゃなくても、人と同じじゃなくても大丈夫。
あえて力を入れずに、自分の楽な姿勢を早く見つけることです。案外違った角度で料理の楽しさが見えてくるかもしれません。
長年の私の手抜きハウツー、参考にして頂けたら幸いです。
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