想像以上に辛いつわり。対処法が見つからず、苦しんでいませんか?
妊娠中はこれまで大丈夫だったものが急に受け入れられなくなったり、逆にどうしても食べたいものがあったりと、自分でも予想できない身体の変化にストレスもたまりがちです。
つわりにもいくつか種類があります。今回はつわりが和らぐ様々な対処法を種類別にご紹介していきます。
少しでもつわりが楽になりますように。
こんなにしんどいの…?辛いつわりいつまで続く?
赤ちゃんを授かった喜びとともに、妊婦さんを苦しめるつわり。
かなり初期からつわりが始まる人もいれば、妊娠が分かった後からつわりが始まる人も。
出産直前までつわりが続く人もいますが、5ヶ月頃までが一番辛い時期と言われます。
簡単に薬も飲めず、ひたすらに耐える日々は辛いですよね。
つわりはとてもしんどいものですが、赤ちゃんが大きくなれるのはお母さんのおかげです!お腹の赤ちゃんも頑張って育ってくれています!
つわりの終わりには個人差がありますが、赤ちゃんが産まれれば必ず終わります。終わりの無いものではないので、安心してくださいね。
妊娠中に自分をいたわることは、赤ちゃんをいたわることでもあります。無理をせずにマタニティライフを過ごしましょう。
つわりを少しでも楽にする方法!種類別の対処法をご紹介
吐きづわり
多くの妊婦さんが悩まされる吐きつわり。食べていないのに吐き気がする。
食欲すら無いという人もいれば、食べたいけど吐き気が怖いという人も。
・胃を空にしない
空腹により血糖値が下がるとつわりの症状が出ることもあります。
食欲が無い人も朝昼晩の食事だけにこだわらず、食べられるものを食べられる時に食べてください。
・炭酸飲料やジュースを飲む
妊娠してからやたら炭酸飲料が飲みたくなる、という人多いのでは?
冷たいものは匂いを感じにくく、吐き気や胸焼けもスッキリさせますよね。ただジュースには糖分が多く含まれているので、飲み方には注意が必要です。糖分を摂りすぎるとつわりが悪化することもあるので、薄めて飲む等の工夫を!しかし水分補給は重要です。なんにも飲まないより、飲めるものを飲む方が良いと思います。
・氷をなめる
食欲が無く吐き気があるときも、氷をなめるとやわらぐことがあります。水分補給にもなりますね。
冷たいものを食べるのは妊娠中あまりおすすめされませんが、身体を冷やさない程度なら大丈夫ですよ!
・酸っぱいものを食べる
酸っぱい食べ物、クエン酸は胃のムカツキを抑える作用があります。
レモンや梅や酢などが使われているものは、つわり中も食べやすいです。
私は妊娠中すっぱいグミをしょっちゅう食べていました。冷やし中華も食べやすかったですね~。
・締め付けの無い服を着る
下着の締め付けだけで吐き気が辛くなる人もいます。つわり中は少しでも過ごしやすい格好をしましょう。
下着をノンワイヤーやカップ付きのものにするとラクになりますよ。
働いている人も制服のスカートが意外と締め付けているかもしれません。
つわりが最もしんどいといわれる時期はまだお腹が目立つ程大きくなく、制服を変えることに抵抗があるかもしれませんが、ゆったりしたものに変えるだけで全然違います。
私は耐えて耐えて5ヶ月くらいでワンピースに変えました。
でも実際にしんどかったのはそれよりも前の時期だったので、つわりが辛い人は早めに制服を変えるのをおすすめしますよ!
食べづわり
常に何か食べていないと気持ち悪い。空腹になると吐き気がするという症状です。
・食事を小分けにする、間食をする
食べつわりで心配なのが体重の増加だと思います。しかしつわりの期間は気持ち悪さがラクになる方を優先しましょう。
食事のみでたくさん食べるのではなく、間食をし少しずつ食べるようにしてください。
・ヘルシーなおやつを食べる
ヘルシーなおやつを選ぶとより良いですね。小さなおにぎりをたくさん作って少しずつ食べるという人もいます。
最近ではコンビニに低カロリーのおやつやヘルシーなおやつが置いてあるので、こちらを利用しても良いですね♪
ヨーグルトや豆腐、ゆで玉子等を間食に選べば栄養面にも良い間食になります。
-
妊婦さんにおすすめの間食はこれ!間食と上手に付き合ってストレスフリーに
妊婦さんにとって最重要課題とも言えるのが『体重管理』です。 妊婦健診では尿検査や血圧測定、そして体重測定が行われると思いますが、健診の度に耳にタコができるほど医師から体重管理の徹底を言いつけられた方も ...
匂いづわり
ご飯が炊ける匂いが気持ち悪い、というのはよく聞きますね。
私は毎日嗅いでいた匂い、例えばトーストの匂いや、台所の匂い、お弁当の匂いが無理でした…。
・匂わない!
匂わずに済ませられるのであれば、匂わないようにしましょう。つわりの間は様々な面で甘えて下さい。
ご飯は家族に炊いてもらう、パックご飯を利用する。お弁当は作らない、焼かずに食べられるパンを買うなど。
においつわりもいつかは終わりますので、つらいときは我慢しないで下さい。
・マスク+鼻栓
とはいっても下の子や家族がいると、匂わずにいられないという人もいますよね。
家事をするときはマスクをすると、少しは匂わずにいられます。
でも子供のお弁当なども、辛いときはお休みして良いと思います。パンやサンドイッチを持たせたり、冷凍食品や買った惣菜を詰めるなど無理をしないように!
・ハンカチをあてる
満員電車や飲食店の匂いが辛いという人もいます。マスクで防げない匂いもありますよね。
ハンカチはマスクより強力です。落ち着く香りのアロマをハンカチに垂らしておくと、よりリラックスできます。
頭痛
マイナーなつわりのようですが、私が一番辛かったのは頭痛です。
妊娠前に服用していた強力な市販薬が飲めないのも、妊娠中の辛さのひとつですよね。
・眠る、休む
妊娠中はつわりに限らず疲れやすいもの。休んだり眠る間は頭痛が和らぎます。
パソコンやスマートフォンを触ることが多い人、画面を見る姿勢や眼を使うことは頭痛を悪化させるので、画面から少し離れて休みましょう。
・マッサージ
妊娠中でも施術してくれるお店もあります。
お腹が大きくなりうつぶせが難しくても、横向きや座った状態でマッサージを受けられますよ。
肩や首の凝りをほぐすと頭痛が落ち着きます。
・病院で薬をもらう
ひどければ病院で相談しましょう。
検診のときに産婦人科で相談すれば妊娠中でも服用できる薬を処方してもらえます。
眠気
寝ても寝ても眠たい時期です。ホルモンの影響とも言われますが、お腹で赤ちゃんを育て続けているのだから、そりゃあ眠くもなります。
仕事中でもお構い無しで襲ってくる睡魔には困ってしまいますね…。
・眠る!
眠れる時は眠るに限ります。やらなければいけない家事なんかも少し放っておいて、寝れる時間が出来たら眠りましょう。
お昼寝をしたら夜に寝られない、という人はお昼寝の時間を決めましょう。
寝すぎない程度に目覚まし時計をセットすると良いですね。
・ガムをかむ
仕事中等どうしても寝られないとき、ガムを噛むことで眠気をごまかします。
・散歩に行く
夜の睡眠に影響させたくないという人は、身体を動かしましょう。
散歩は妊婦さんに丁度良い運動ですし、気分転換にもなります。
私は仕事中眠くなったらトイレへ行くていで何度も席を立っていました。少し立ち歩くだけで、けっこう眠気もスッキリしますよ!
※お医者さんに安静を指示されている人は控えてくださいね。
よだれつわり
よだれが大量にでることで、不快感や吐き気が起こるつわりです。
よだれを飲み込むことで胃が張ったり、飲み込むことが気持ち悪いという人も。
・吐き出す
外出先にはタオルや空のペットボトルなどを持ち歩き、出先でも吐き出せるようにしておくと安心です。
・飴をなめる
よだれによる気持ち悪さがやわらぎます。
また飴をなめるのと一緒によだれを飲み込めるので、口によだれがたまる気持ち悪さを軽減できますよ。
・病院で漢方をもらう
よだれつわりと言われるくらい、よだれに悩まされる妊婦さんは少なくありません。
よだれが辛い人は我慢せず病院で相談を。唾液の分泌を抑える漢方を処方してもらえますよ。
掛かり付けの産科でも良いですし、その他の病院の場合は妊娠中であることを必ず伝えて下さいね!
まとめ
辛いつわりですが、それも赤ちゃんが育っている証拠。
しんどくて何も出来ない状態が続いても、自分を責めないで下さい。妊娠中は赤ちゃんを育てることがお母さんの一番の仕事ですから。
つわりが楽になる方法を見つけて、少しでも快適にマタニティライフを過ごして下さいね♪